社長の独り言ブログ

05/25 (月)

紙媒体の重要性と効率

ネット社会になり、新聞はオンラインで、必要な情報はメルマガで、という方が増えてきていると思います。特にネット上のサービスでは自分が関心のあるキーワードをリスティングしておくだけで、それに紐付く記事がどんどん配信されてきます。

一見して自分の時間を効率的に使っているなと誤解しがちなこのサービス、実は大きな問題があると最近感じています。

先ず当たり前の事ですが、新聞に関して言えばネット上の記事とペーパー上の記事は違います。加えて、やはり年配の方と会話する時に「今日の日経の何面、今日の朝日の何面」で始まる話がやたら増えてきます。これは特に最近お付き合いする方が、社会的な地位のある方であり、それなりの年齢の方であるが故の事かと感じています。

ですが何より大きな問題は、ネット上で配信されてくる「事実を切り取った記事」だけではそれがどの様に世論に影響を与えているのかについての判断が付かないことです。子供の頃を思い出せば、「読売は右」だの「朝日は左」だの、本質を突いているのかどうかすら判別に困るような議論を親の世代がしていたことを思い出します。

大学生の頃までは日経も朝日も紙面をとって読むのが当たり前。でも、段々と社会人になって時間がなくなり、自分の興味ある記事だけをネットでシャワーの様に浴びるだけ。それでは人間を性能の良いコンピューターに仕立て上げているに過ぎません。

勿論新聞記事や雑誌記事の中には読むに値しないものや、自己の判断基準形成には到底資することの無いような下らぬ内容のものも多くあります。

でもそれでも敢えて紙媒体に目を通すこと。

その重要性を最近再度認識するようになりました。

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05/20 (水)

小沢一郎の民主党代表辞任と鳩山新代表

小沢一郎が民主党の代表を辞任しました。

選挙の達人といわれる彼が、今までさんざん準大手ゼネコン「西松建設」の政治献金をめぐる事件で世間の耳目を引いておきながら、このタイミングで辞任したことには、必ず何らかの意図があると考えています。

世間では代表を退き、選挙責任者に就任することで、「院政を敷く筈だ」等と揶揄されているようです。何がともあれ、野党第一党として、より国民の信頼を得られる政策、そして判断を下すべきだと思います。

マックス・ヴェーバーはじめ、古今東西の政治学者や政治について知見を有する知識層は、政治における「権力」のあり方について、様々な論争や主張を繰り広げてきています。

そんなことを考えながら、ふと明治大学ラグビー部の名監督、故北島忠治先生が遺された言葉である、「前へ」を思い出しました。そして「前へ」をどの様にの解釈するかは、歴代のキャプテンの裁量に任されていたとの事。

時の主将は必死になってチームを勝利に導くべく、監督の「前へ」という言葉に対して素晴らしい解釈と実績を積み重ね、北島監督のその言葉と共に、明治大学のラグビー部を名門チームに育て上げてきたわけです。

意識や言葉に対しての解釈を加えるのは人、どのように解釈し、体現するかによって、そしてどの様にその言葉を使うかによって、その言葉の持つ雰囲気と含蓄は大いに変わってきます。

民主党が今回選んだ新代表が、政治に於ける「権力」という言葉に、正しい意味と解釈を添える一つの力になると良いなと、一有権者の立場から考えを巡らせました。


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04/23 (木)

タスポ導入のその後

未成年の喫煙を防止することを目的にした「タスポ」が導入されて1年が経過します。

様々なメディアで功罪が報じられていますが、やはり当初の目的を鑑みて一定の効果はあったというのが現時点での暫定結論かと思います。

実は私は非喫煙者で、産まれてこれまで、タバコは1本も口にしたことがありません。

そもそもタバコの煙を吸い込むと喉や鼻が痛くなってくるという身体反応を好まないということもあるのですが、何故かタバコの煙を吸うと、食べ物の味や臭いが良くわからなくなってしまうのです。折角の食事だったら楽しみながらしたい!というのも吸わない理由の一つです。

前職で、しばらく米国サンノゼ付近で勤務したことがあるのですが、加州の州法では建築物の中及び出入り口半径5メートル以内での喫煙は禁止されているようです。タバコ嫌いの私にとっては願っても無い嬉しい措置です。

ところが米国以上に、ヨーロッパでは喫煙習慣が日常に広く入り込んでいます。彼らにとって喫煙習慣は強く文化に根付いたもの。法律で縛っても、中々止められないのでしょう。

イギリスに仕事で行った時に、タバコ自体の値段の高さも去ることながら、開封すると数本間引きされているのには驚きました。つまり実質、非常に高価なタバコを吸っていることになります。

日本でもタバコの値段を上げたり、行政区のレベルで歩行禁煙を禁止したり、タバコ離れが進むような施策が数多く行われています。

タバコは喫煙者本人の身体影響のみならず、受動喫煙による非喫煙者への影響も甚大です。

各国が様々な方法で喫煙制限を進めていますが、やはり一番大切なのは、喫煙という自分の行動に責任を持つ「オトナの気持ち」であると認識を新たにしています。

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04/14 (火)

労働の成果を如何に評価するか

昨日、とある一部上場企業の新入生に向け、丸一日掛けて「会社のしくみ」という題目で企業の戦略/財務/組織/人事の各概略についてお話させて頂く機会がありました。

話の内容を考えれば、到底一日では時間が足りない!という内容なのですが、とにかく精一杯、新しいことを全力で吸収しようという意気込みの新入社員の方々を前に、自分でも出来る限りの事をお伝えしようと非常に楽しい一日を過ごさせていただきました。

話の中で、彼らには「自分が会社/顧客/社会に対して産み出す価値がどれ位あるのか、そしてどうしたらそれを最大化出来るのかを常に考えて欲しい」というメッセージを送り続けました。

現在、景気悪化の影響か「ワークシェアリング論」が到る所で討議されています。

これは「各々の労働時間を短くし、勤労者同士で雇用を分け合う」と言う概念、つまり仕事の総量は変わらない、と言う概念に基づくものです。

更にこの考え方の根底にあるのは「労働時間≒労働価値」という考え方なのかと理解しています。ですが、こういう社会全体に元気が無い時こそ、「会社/顧客/社会に対して提供した価値≒労働価値」という考え方に切り替えてみるべきではないでしょうか。

雇用と勤労者の立場を守る方々からはお叱りを受けそうですし、社会のしくみをそれに合うように変えるには非常なエネルギーが必要であることは周知の事実です。が、自分の時間を切り売りしているだけでは何れ社会全体の生産性には限界が来てしまうと思います。

「自分の時間を幾らで売る」と言う考え方ではなく、「自分が会社/顧客/社会に対して産み出した価値を幾らで売る」という考えに多くの方が理解を示してくだされば下さるほど、世界経済はもっと早く立ち直るのではないかな?と。

新しく社会に出られた方々を前にそんな当たり前のことを考えていました。

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04/10 (金)

社会起業家

「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」という言葉が世に出てから随分と時間が経っています。

日本では、NPO/NGOとほぼ同義で語られることが多い社会起業家という言葉ですが、実は似て非なるものだと考えます。

社会起業家は、既存の法人/組織/体制/国家の枠組みでは到底解決し得なかったような諸問題に対しての解決方法を考える人たちであり、非常に高度な問題解決技術/職業意識/プロフェッショナリズムが求められると考えています。

これまで日本では社会起業的な活動は、正に「NPO(Non Profitable Organization)」の言葉が表すように、「清貧の思想を持って取り組むべき活動」「利益を得るとは言語道断」という考え方が主流でした。

その結果イデオロギーに走る「運動家≒社会起業家」と捉えられる側面もあったことは事実です。同時に、真の職業人の参画を阻んでいた面も否定できません。

週間ダイヤモンド4月11日号に「社会起業家」特集が組まれています。読むと、随分社会起業に対しての意識の変容を感じ取ることが出来ます。

欧米では当たり前の、「インベストメントバンカー/コンサルティングファーム出身者など→社会起業家」というキャリアパスが日本でも市民権を得てきているという感覚を持っています。

個別企業の問題を解決するだけではなく、社会の構造的な問題を解決する。その様なチャレンジングな取り組みに知的興奮と職業意義を覚える心あるパワーエリートが今後どんどんこの分野に流れ込み、今迄の枠組みでは成しえなかったような取り組みがなされてゆくのだな、と強く感じた次第です。

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04/02 (木)

ぎっくり腰

ブログに書くべき内容かどうか迷いましたが(笑)、2週間前にぎっくり腰になりました。なったときは約40キロのダンベルを2個持ってウエートトレーニングをしている時だったので、「安静にしていれば治るかな?」位に考えていました。

ですが、段々よくなって来たはずの1週間後、週末の日曜日にデスクワークをしていたら、今度は和らぎだした腰の痛みから、急に尾てい骨に激痛が走るようになってしまいました。顔が歪む位の痛みに、お逢いするクライアントの方々にも「大丈夫か?」と心配いただくような情けない状況です。こんなことにならないように身体を鍛えているはずなのに・・・。

さすがに今度はたまらん、と思い医者に行ったのですが、「腰痛の原因は複数あるから特定は困難です」と言われがっかり。しかも医者に行く時には余りの痛みにスーツが着れず、ジャージ姿で行ったのですが、「職業はボディビルダーですか?」等と訳のわからないことを聞かれてしまいました(笑)。

「原因を一つ一つ探って其れに対しての対症療法を考えるのが医者の仕事ではないのですか?」と、余りの痛みに殆どクレーマーの様な発言をしてしまいましたが(笑)、考えてみれば疎の様に診断されるのも当然の事だと思います。しかも、安静にするのが最適な対処療法。医者に掛かるのは痛みが引いた後のほうが良いとの事。

人間の身体は非常に複雑に出来ています。人体が様々な環境に適応するために、恒常性なる機能が我々人間には備わっています。ですが、昨今の環境ホルモン議論、アトピー議論、花粉症議論ではありませんが、その人体の恒常性を壊してしまうほどの強烈な外的要因が巷にはあふれています。

日本は農耕民族、古から農業に従事された方が多くいるわが国では腰痛は国民病のようなものかとも思います。ただ、現代の我々の生活様式が更に腰に負担を掛け、腰痛になりやすくしているのも事実だと思います。

本来丈夫な筈の人間の身体を、中から外から破壊するような現代社会の生活の構造がこのままで本当に良いのかな?と痛みを散らすために余計なことを考えてみた次第です。

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03/31 (火)

千葉県知事選挙の結果から考えること

去る29日に、現職の堂本知事任期満了に伴う千葉県知事選挙が行われ、元衆議院議員/元タレントの森田健作氏が100万票以上を獲得し、民主・社民・国民新・新党日本の推す吉田平候補を破り当選しました。

民主党党首小沢一郎氏が、件の献金事件の結果を踏まえて続投宣言を行って以降初の大型選挙であり、非常に世間の耳目を集める選挙であったことは事実です。

世間では、小沢党首の献金事件の影響で組織票が集められなかった/結果に影響があったと分析しているようです。勿論影響があったことは当然と考えていますが、大切なのは政治に於ける「保守王国千葉」と揶揄されるような県の知事選挙において、我々国民そして千葉県民がこのような外部の要因に踊らされずに、本当に千葉県の将来を見据えて正しい判断が出来たのか?と言うことに尽きると思います。

日本は議会制民主主義の国、我々が心を込めて選んだ夫々の代表に政治を委ねて居るわけです。だからこそ、マスコミの流す情報に踊らされること無く正しい代表を選ぶ責任と義務は我々国民にはあります。

森田健作氏が、当選前までは自民党議員の応援を断り、無所属であることを強調していながら、当選後は実は自民党の組織に属していた、なんていう小さなニュースも流れました。

誰が当選するのかではなく、我々国民が常に正しい代表を自分の意思と責任で選んでいるのか?その様な当たり前の事実を再度認識/自問自答させられた選挙結果だったと思います。

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03/28 (土)

モンゴルの潜在力に感嘆

思い立ったが吉日、と言うことで会社を設立してから今迄ほったらかしていたブログを書き始めようかと思います。不定期且つコメント/トラックバックの付かない「言いたい放題」のブログですが(笑)、どうぞ宜しくお願いします。

早速ですが本日午前、とある実業家の方にお声掛けを頂いて、モンゴルの「新モンゴル高校」から国費/私費で日本の大学に留学している卒業生の送別会に出席させていただき、スピーチをさせて頂く機会を頂きました。

先ずは学生が自身の大学での研究成果を発表して行くのですが、その内容と密度の濃さは相当なもの。正直一部の成果には、すぐにでもビジネスローンチを検討したいようなものまでありました。前職のアクセンチュアでリクールーティング活動は幾つかやっていたのですが、「負けてるぞ日本の学生・・・」と言うのが率直な意見です。

彼らには「とにかく何でも死に物狂いで取り組んで、格好悪くてもいいから成果を出すことが大切。そしてそのがむしゃらさに人は心動かされるものだ。あきらめずに最後までやれば其れが成功に結びつく。」という趣旨の言葉を贈らせていただきました。

遠いようで実は身近なモンゴル、「義経伝説」のチンギスハーンと朝青龍しか知らないモンゴルでしたが、その潜在的なパワーに驚き、今後のモンゴルの発展を確信すると同時に、沢山の新しいビジネスの種に気付かされた時間でした。

モンゴルからの卒業生の皆様、ご卒業本当におめでとうございます。
そして新しく日本の大学にて学ばれるモンゴルの学生の皆様、是非素晴らしい学窓での成果を期待させて頂きます。

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